新現役と仕事と探究心

新現役交流会に昨日出席した。19社の支援を希望する企業と約100名強の支援をしたい新現役とが集まってお見合いをする会である。
 2008年から2年間、神奈川産業振興センターで新現役を企業へ紹介するナビゲーターをしていたが、今回は自分が新現役として参加した。
2年前この会が始まって今回初参加したのは、自分の得意分野と思われる課題を持つ会社が見つかったからで、その1社とお見合いをした。
自分が探求してみたい技術で、社長も溌剌とし魅力的で、面白そうな仕事で挑戦したいが、1社対9名で、お見合いの結果は、過っての大学受験の倍率よりも大きく、凡そ10日間お預けで神頼みしかない・・・
 日頃は、ある大手メーカーから依頼の技術の解読を1週間に25件行なっており、結構忙しい毎日であるのに、今回のお見合いに参加するなんて・・・
何故こんなに求めるのだろうか?? と、帰りの電車の中で、ふと考え、気付いた!
自分を支えているのは「探究心」なんだ・・・!
毎日している仕事は、1件当りの単価が決まった仕事で、探究心が納得するまで時間を費やし、時間単価など頭の中になく、最低労働賃金より大幅に低くすることもしばしばである。
必要以上に突っ込みたくなる悪い癖だが、それがあるから長く続くような気がする・・・
「なるほど!」と、納得した時の満足感が堪らないからだ!
 探究心が自分を支配している期間を、如何に長く保ち得るか?が、我が人生の残された大義なのかなー、と思った一日だった。
 注:
「新現役」とは – 企業等の退職者及び近く退職を控える経験豊かな50歳代後半以降の人達のこと。狭義では大企業に勤務した定年退職者のことを指す場合が多い。
/はてなキーワードより