人間はこれで良いのか!
今朝のNHK「さわやか自然百科」を観て、ふっと こんなことを感じた。
山辺から赤手蟹が卵を一杯抱えて水辺へ向い、紆余曲折し下ってくる。
その行く手に自動車道路があり、其処を生死を賭けて横切る!危うく轢かれそうになるが、素早く走り抜ける様は、カメラマンの努力と素晴らしさを感じる、と同時に蟹の健気さを強く感じる。
水辺で、身体を震わせて卵を水に放つ仕草、其処へウナギがやってきて、蟹を食べようとする・・・ まさに、自然の生きる戦いだ!
そして、何万という卵が水中に放され、生きて帰ってくるのは数十枚とか・・・
こんなに一生懸命自分の力で生きている赤手蟹のことを思いながら・・・
我々は、精子の段階では生き残るために大きな争をするようだが・・・
赤手蟹のような努力をしているだろうか??
人間以外の動物達は命を次の世代に繋ぐために、争っているが、それ以外では大きな争いをしていないように思う。
それに比べ、人間は未来に永く命を繋ぐ努力をしていると云えるのだろうか?
自分の満足のために、人間同士の争いをしているのではなかろうか??
自然界の中で、人間は滅び行く運命にあるのだろうか???
孫から先に何代続くことが出来るのだろうか????
ちょっと、寂しくなる今朝の想いである。