「オーストリアの事例に学ぶ木質バイオマス利用」という講義研修会に、昨日出席した。
地域振興を目指していた頃から10数年、バイオマス利用、粉炭製造、について研究し、
現在、大震災の津波で全てを流され、そこで力強く復興を目指している「石村工業」という薪ストーブメーカーの支援を行なっている関係もあって、久々に朝早くから東京へ出かけた。
「日本は10年後に木材利用自給率を50%にしたい」との心強い発言もあったが、オーストリアと比較して基本的な国民の思想の違いを感じた。
「自国が有する大切なエネルギー資源であるバイオマス(森林資源)」と考えているオーストリアと、「お金さえあれば何でも手に入る」という日本では、価値判断の基本的な考えに大きな違いがある。
この大震災、放射能漏れ、による苦しみをチャンスに変えて、子供たちに残せる日本を作ることを、今の大人が考えることから始めなければならない・・・
戦後、裏山に杉の落ち枝を集めに行き、持って帰ってお風呂の着火に利用し、薪でお風呂を沸かすことが自分の日課の一つであったことを思い出す。
特に、浮き板を沈めて入る五右衛門風呂が懐かしい。
一人で入れるようになったときの誇らしさを思い出す。
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亡き義兄が残してくれた、手作りのマイカー(17年前に新宿歌舞伎町のハイジアにあった地方情報センターに展示した)
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