横浜の我が家を売却して、故郷へ里帰り移転をすることを計画し実行した。
駅からバスで10分弱の距離にあるゆったりした管理の行き届いたマンションなので、直ぐ買い手が付くものと考えたが、甘い考えであった。
昨年、4月に決心し、5月から売り出して、契約が出来たのは今年の5月、丸1年を要しその間に何組かの内覧者が訪問され、非常に切ない1年であった。
また、九州から関東まで十数回も移転を経験してきたが、10年目の今回の移転は辛かった。
そして、後期高齢者としての自分を認める機会となった。
肉体的にだけでなく精神的、頭脳的にも疲労が激しく、色々な手続きを通して自分は認知症の気があるのではないかと不安に成る程、思考力の方も弱くなり、77才喜寿とはこんなものなんだと自覚するようになった。
それでも、今、身に着けたIT応用技術、諸々の経験、を活かして、世間の役に少しでも役立ちたいと思っている。