ひろしま原爆記念日
学生時代の4年間と、営業所勤務の2年間、広島で暮らした。
その関係もあって、ひろしま原爆記念日にはテレビの前で黙祷をささげる。
広島市から中国山脈を隔てた山の中の盆地「津和野」で、国民学校1年生の夏休みの朝、青野山の方向で「どろ~ん」という音がした、その時母が小川で野菜を洗い、その頃の僕はその横にしゃがんで、それを見ていた。
「何か気味の悪い音だね!」と母が言った光景を今でも憶えている。
広島で被爆した方々がどんな思いで、当時のことを憶えておられるか計り知れない。
また、福島の原発事故に遭われた方々が今どのような思いで努力されているか!
原子の力は、力としては役立っても、人類にとっては自らが制御できない悪魔の力であると思われて仕方が無い。
思いを馳せることしか出来ない無力な自分は、せめて思いを記述することしか出来ない!
原子力に携わっている人々、国を治めている人々にお願いしたい。原子力を引き寄せた以上は、その力が無くなるまでの工程を定めて利用してもらいたい。