特許出願への道案内

偶然を必然へ変えるアンテナ(思考習慣)を身につけよう!

Ⅰ.特許戦略とネット活用

①偶然を必然へ転換する!

 見たもの・感じたものを有りの侭に保存する
⇒・Evernote

②考えを拡げ・新たな発想を湧かせる!

 情報収集して他の考えを参考にする
⇒・Googleアラート
 ・EverWebClipper

③類似特許を調べて出願意欲を湧かせる!

 課題キーワードで特許検索
⇒・IPDL特許電子図書館
  ・米国特許全文データベース
  ・Espacenet(世界)
 
 ライバル社名で特許検索
⇒・IPDL特許電子図書館

 新規に登録された特許の情報を得る
⇒・J-STORE情報配信サービス

Ⅱ.課題の発掘

①成長戦略・開発テーマに沿った課題

 新たな試み、乗り越えなければならない峠、そこから見える課題

②身近な業務からの課題

 最近採用された業務、他社にない自社独自業務から課題発掘

③新たな事業を生み出せそうな課題

 日常業務、日常生活、で気付いた、失敗、疑問、要望、希望、夢・・・ 

Ⅲ.課題調査の準備

①調査課題の設定

 発掘された課題から調査対象とする課題を設定する

②課題の物的言葉化

 設定された課題をキーワード化
 (分野・構成・構造・機構・原料・方法・・・) 

Ⅳ.課題調査の具体化

①類似課題の予備調査

ⅰ.キーワードによって類似課題の存在状況を知る
  IPDL特許電子図書館を利用してキーワードの周辺特許を調べる
  周辺特許の状況から調査継続の可否を決定する

②継続調査の担当を設定する

ⅰ.キーワード毎に担当を定める
  キーワードが複数の場合、一人で続けるか、複数人で続けるか?

③継続調査

ⅰ.Web検索等によって、キーワードの周辺の注目度を知る
ⅱ.Googleアラートにキーワードを登録して、新規情報の変化を知る
ⅲ.J-STORE情報配信サービスにキーワードを登録して情報を得る
ⅳ.複数人の場合、定期的に情報交換を行う⇒Evernoteの共有 

Ⅴ.知的財産化検討

①特徴・キーワードの絞り込み

ⅰ.キーワード調査の結果を纏める
  新規と認められるキーワードの検討
  先行特許に含まれていたキーワードの検討

②キーワード周辺の基本原理の調査
 
ⅰ.新規キーワード周辺の基本原理(機構・構造・方法・材料・組合せ)の検討
ⅱ.先行特許に含まれていたキーワードの基本原理の検討

③先行・類似特許の選出

ⅰ.類似課題で比較的近年の先行類似特許を収集・選定
ⅱ.選定類似特許の経過状況(査定日、権利取得状況・・)を調査
ⅲ.選定特許の中から、3~4例を先行類似特許として選出

Ⅵ.知的財産化の作業

①出願方式の選定
ⅰ.権利化出願     
  知的財産として権利化し、自社技術の保全、又は技術の普及に供する
  初期段階から弁理士事務所を介在し、法的に万全を期すべく取り組む
ⅱ.防衛的出願(優先権取得出願)
  他者の権利化による不利益を防衛する
  自己出願により早期に優先権を取得する(1年以内出願内容変更可)
ⅲ.実用新案登録
  審査の前に登録を活かして、早期に対外アピールをおこなう

②出願方式の決定 
  出願方式を上記3例の中から選定して決定する。

③特許願の作成

ⅰ.出願様式     
  特許電子図書館を参照して、担当者自らが全文作成する
  弁理士事務所は願書を書く所でなく、権利文章化を図る所と認識する

④出願書類の再確認
 出来上がった願書を出願前に、必ず読み返して・・

ⅰ.公知化して不利益となる個所は無いか?代替の文章が必要では?
ⅱ.基本原理を振り返り、新たな発見はないか?
ⅲ.願書の垣根を越えて、もう一歩 進むべきところはないか?
ⅳ.もう一工夫して、新たな価値を生むことはないか?

ご苦労様でした!
参考になれば幸甚です。