スギ玉をつくる季節となった

スギ玉の制作現場

スギ玉をつくる季節となり、先ずは杉の小枝を集めることから始まるが、地方では高齢化が進み小枝収集が困難になりつつあるようだ。

酒蔵の入口には毎年スギ玉が新たに吊下げられて、「今年も新酒を仕込んだよ!」と告げ、スギ玉が色を変化させ濃い茶色になって「飲み頃になったよ!」と告げる、と言われている。

なんとなくゆったりして、如何にも美味しいお酒が其処にあるような風情を感じさせるが、だんだんそんな景色が無くなっていくことは本当に寂しいことだ。

なぜこんなに少子高齢化が進んだのか?などの研究はなされているのだろうか??

幼児教育費を無料にするなど聞こえてくるが、根本のところはほったらがしで、選挙の票とりばかりの発想で物事が進んでいるような世の中になってしまったような気がしてならない。

情けない日本になりつつある現状を、今の活力ある若い人々はどんなに思っているのだろう?

先行き短いものにとっては関係ないことかもしれないが、孫の時代を気遣う毎日だ。